ターゲット設定自体はしていない人はほとんどいないと思います。
ただ…
設定の仕方を間違ってる人が多すぎるのでどうやったら上手くいくかを話したいと思います。
実はこれ私も初めの頃間違えてました。
考え方知ってからはビジネス自体うまく回る様になった経験があります。
ありがちなターゲット設定
初めにありがちな間違いパターンがこれです
・20代独身会社員
・主婦層
・公務員
・アラサー独身女性
・フリーランス
・経営者
などをターゲットに設定することです。
これらは完全に間違いでまず上手くいきません。
こんな感じでターゲット設定してませんか?
正しいターゲット設定を知る前になぜ上記の設定がダメなのか理由を説明します。
属性でターゲット設定するのはナンセンス
そうです。
上記のターゲット設定は全て属性です。
会社員や公務員、経営者など職種で一括り。
20代やアラサーなど年齢で一括り。
このように属性でターゲット設定してもまず上手くいきません。
属性でのターゲット設定が上手くいかない理由
なぜ属性でターゲット設定すると上手くいかないのか。
それはニーズが多様化しているからです。
今は情報化時代です。
スマホ一つあればネットにアクセスして膨大な情報にアクセスできます。
つまり顧客は商品やサービスを選び放題です。
ですから同じ属性でもニーズがどんどん多様化しています。
具体例をあげます。
例えば美容院を経営しているとします。
ターゲットを20代独身女性にしたとしてどのような付加価値を作れますか?
おそらく何の特徴もない普通の美容院になります。
なぜなら20代独身女性といっても沢山のニーズが考えられるからです。
例えば以下になります。
・営業で顧客から好まれやすい髪型にしたい
・男性にウケが良い髪型にしたい
・夜職で毎日ヘアメイクする必要がある
・美容に興味がなく簡単にセットできる髪型が良い
・頻繁にヘアメイクを変えたいので安くセットしたい
・仕事で忙しく簡単に綺麗に見える髪型にしたい
・美容に興味がありお金もあるので高くても満足できる髪型にしたい
これは一例です。
20代独身女性と言ってもニーズが異なることが分かります。
まず美容にどの程度関心があるのか、お金がどの程度余裕があるのか、時間の余裕がどの程度あるのか人によって変わります。
これでは同じ属性であっても付加価値を提供するのが難しくなります。
結果なんの特徴もない美容院になってしまいます。
属性ではなく心理的、行動的要素でターゲット設定する
正しいターゲット設定の仕方は、心理的、行動的要素で分解することです。
例えば先ほどの美容院の例でいえば、
・美容に関心がありお金にも時間にも余裕がある
・美容に関心があるがお金に余裕がない
・毎日のヘアメイクに疲れている
・とにかく男性ウケが良い髪型にしたい
このような感じです。
ニーズは細分化しようと思えばもっと細分化できます。
要は心理的な要素や行動的な要素で分解しターゲットします。
20代でも40代でも美容に興味ある人もいればお金に余裕がある人もいます。
属性で一括りにするのではなく、心理的行動的ニーズでセグメントしターゲットすることで付加価値を作りやすくなるのです。